沖縄の独自性をさぐる脱大和論
沖縄・脱和の時代
三木健 写真・大石芳野
定価 1,835円(税込)
244頁 B6判
沖縄が世界に寄与できることは何か。日本復帰20年の軌跡をたどり、沖縄の独自性をさぐる。果たして「脱大和」は沖縄の未来を開くことができるか。
1992年5月、沖縄は日本に復帰して二十年の節目を迎えた。二十年といえば、復帰の年にうまれた新生児は、二十歳の成人である。二十世紀後半の沖縄は、米国統治下の二十七年と、日本復帰後の二十年とに時代区分される。後世史家の言を待つまでもなく、米国支配を経て日本に復帰するこの時期は、沖縄の歴史ががつて体験することのなかった激動の時代として特筆されよう。(あとがきより)
- 【目次】
- 序・沖縄が世界に寄与できるのは何か
- 沖縄・脱和の時代
- オキネシアからの提起
- ●琉球弧を太平洋文化圏に
- 沖縄−きのう・きょう・あす
- ●万国津梁の邦と国際化
- 沖縄の復帰とは何か
- ●民衆不在の領土返還
- 幻の賠償請求書
- ●つづなわれぬ沖縄の傷あと
- 国益か県益か
- ●沖縄返還と振興開発の課題
- シマの復権めざして
- 世替わりの過度期で
- ●復帰七年目の現状
- 押し寄せる本土化の波
- ●復帰十五年沖縄の素顔
- 沖縄経済の抱えるもの
- ●日本の「ゆたかさ」と地域の実態
- 沖縄の記憶
- ●湾岸戦争と沖縄
- あとがき
